AximTrade

AximTradeは2010年に設立された、Thara Heights Owner’s Corporationによって運営されている海外FXブランドです。無制限レバレッジやロスカット水準0%などが魅力ですが、日本ではあまり知られていないのが現状です。しかし、珍しい貴金属や、株式、仮想通貨などのCFD取引も出来ることから、一部のトレーダーには人気となっています。ただし、どちらかというと海外FX初心者向けではなく、中・上級者向けの業者と言えるので、ある程度FX慣れしていないと利用するのが難しいかもしれません。

ここでは、そんな海外FX業者AximTradeについて詳しく見ていきたいと思います。

AximTradeの会社概要

まずはAximTradeの会社情報について簡単に見ていきます。

AximTrade を運営しているThara Heights Owner's Corporationは、英国領ヴァージン諸島で登録された国際ビジネス企業です(登録番号は1566389)。2010年に設立されておりすでに10年以上にわたる運用実績があります。
公式サイト上には、Axim Trade Pty LimitedとAximTrade LLCという2つのグループ会社に関する情報も記載されていることが見て取れます。

運営会社 Thara Heights Owner’s Corporation
所在地 Quastisky Building, PO Box 4389, Road Town Tortola, British Virgin Island.F20
設立 2010年1
最大レバレッジ 無制限
取扱銘柄
  • FX(為替)
  • 貴金属
  • エネルギー
  • 株式
  • 株価指数
  • 仮想通貨

AximTradeの金融ライセンス

AximTradeは、金融ライセンスBVI Financial Services Commission(FSC 1566389)によって認可され、規制されていると公式サイトのAML対策のページには書かれていますが、調べてみると有効期限切れなのかライセンス登録の確認ができません。そのため信頼性は非常に薄い海外FX業者に思えます。しかし、グループ会社のAxim Trade Pty Limitedでは、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)によって規制されており(AFS代表番号:1294600、AFSライセンス番号:435746)、一定の信頼があるという認識を持っています。

AximTradeの口座種類

AximTradeには、スタンダード口座、CENT口座、ECN口座、INFINITE口座の4つの口座があります。それぞれの特徴は以下の表にまとめてみました。特筆すべきはINFINITE口座の最大レバレッジ無制限およびロスカット水準0%である点。これだけでもトレード魅力満載です。ただし、プラットフォームはMT4のみとなっており、MT5は現在のところ利用ができません。

スタンダード口座 CENT口座 ECN口座 INFINITE口座
取引形態 STP STP ECN STP
最大レバレッジ 3,000倍 2,000倍 1,000倍 無制限
取扱銘柄 通貨ペア
貴金属
エネルギー
株式
仮想通貨
通貨ペア
貴金属
エネルギー
株式
仮想通貨
通貨ペア
貴金属
エネルギー
株式
仮想通貨
通貨ペア
貴金属
エネルギー
株式
仮想通貨
通貨ペアオプション USD, EUR, GBP, JPY, CHF
AUD, HUF, PLN, RUB, SGD, ZAR
USD, EUR, GBP, JPY, CHF
AUD, HUF, PLN, RUB, SGD, ZAR
USD, EUR, GBP, JPY, CHF
AUD, HUF, PLN, RUB, SGD, ZAR
USD, EUR, GBP, JPY, CHF,
AUD, NZD, CAD
(ベース通貨オプション)
取引手数料 無料 無料 3ドル(片道) 無料
スプレッド 1pips~ 1pips~ 0pips~ 3pips~
1ロット 10万通貨 1,000通貨 10万通貨 10万通貨
最小取引数量 0.01Lot 0.01Lot 0.01Lot 0.01Lot
最大取引数量 50Lot 150Lot 50Lot 25Lot
最大ポジション数 200ポジション 200ポジション 200ポジション 50ポジション
ストップレベル 0.1pips 0.1pips 0.1pips 0.1pips
スキャルピング NG NG NG NG
自動売買 OK OK OK OK
両建て OK OK OK OK
マージンコール 60% 60% 60% 60%
ロスカット 30% 30% 30% 0%
ゼロカット あり あり あり あり
取引ツール MT4 MT4 MT4 MT4
口座通貨 USD USD USD USD
最低入金額 1$ 1$ 50$ 1$

AximTradeのレバレッジ

AximTradeのレバレッジは口座によって異なります。スタンダード口座は「3,000倍」、CENT口座は「2,000倍」、ECN口座「1,000倍」、INFINITE口座に関してはなんと「無制限」となっています。無制限のレバレッジを提供している海外FX業者はExnessやLAND-FXなどごくわずかな業者だけです。そのため、無制限レバレッジを行っているAximTradeはハイレバトレードを期待するトレーダーには大変魅力でしょう。しかし、無制限レバレッジを利用するには条件があり「5ロット以上の取引を達成していること」「必要書類を提出して本人認証が完了していること」が必要です。なお、いずれの口座でも口座残高によるレバレッジ制限があるため、取引においては注意しましょう。

AximTradeのスプレッド

AximTradeの平均スプレッドについては以下のようになっています。ここではスタンダード口座(33通貨ペア)においての平均スプレッドについて記載してあります。

通貨ペア 平均スプレッド
EUR/USD ユーロ/米ドル 1.1 pips
GBP/USD 英ポンド/米ドル 1.6 pips
GBP/JPY 英ポンド/ 1.9 pips
EUR/JPY ユーロ/ 1.8 pips
USD/JPY 米ドル/ 1.2 pips
AUD/CAD 豪ドル/カナダドル 1.8 pips
AUD/CHF 豪ドル/スイスフラン 1.7 pips
AUD/JPY 豪ドル/ 1.4 pips
AUD/NZD 豪ドル/NZドル 1.6 pips
AUD/USD 豪ドル/米ドル 1.7 pips
CAD/CHF カナダドル/スイスフラン 1.5 pips
CAD/JPY カナダドル/ 1.6 pips
CHF/JPY スイスフラン/ 1.6 pips
EUR/AUD ユーロ/豪ドル 2.0 pips
EUR/CAD ユーロ/カナダドル 2.2 pips
EUR/CHF ユーロ/スイスフラン 1.8 pips
EUR/GBP ユーロ/英ポンド 1.2 pips
EUR/NOK ユーロ/ノルウェー・クローネ 54.5 pips
EUR/NZD ユーロ/NZドル 3.1 pips
EUR/SEK ユーロ/スウェーデン・クローナ 42.0 pips
GBP/AUD 英ポンド/豪ドル 3.5 pips
GBP/CAD 英ポンド/カナダドル 3.1 pips
GBP/CHF 英ポンド/スイスフラン 2.2 pips
GBP/NZD 英ポンド/NZドル 4.0 pips
NZD/CAD NZドル/カナダドル 1.8 pips
NZD/CHF NZドル/スイスフラン 2.2 pips
NZD/JPY NZドル/ 2.1 pips
NZD/USD NZドル/米ドル 1.7 pips
USD/CAD 米ドル/カナダドル 1.7 pips
USD/CHF 米ドル/スイスフラン 1.6 pips
USD/NOK 米ドル/ノルウェー・クローネ 7.6 pips
USD/SEK 米ドル/スウェーデン・クローナ 52.0 pips
USD/SGD 米ドル/シンガポールドル 2.1 pips

AximTradeの取扱商品

AximTradeでは、通貨ペア、貴金属、エネルギー、株式、仮想通貨といった取り扱いがあります。各口座によって取扱っている銘柄種類が異なります。

通貨ペアに関しては以下の通り33種類となっています。

AUD/JPY CAD/JPY CHF/JPY EUR/JPY GBP/JPY
NZD/JPY USD/JPY AUD/CAD AUD/CHF AUD/NZD
AUD/USD CAD/CHF EUR/AUD EUR/CAD EUR/CHF
EUR/GBP EUR/NOK EUR/NZD EUR/SEK EUR/USD
GBP/AUD GBP/CAD GBP/CHF GBP/NZD GBP/USD
NZD/CAD NZD/CHF NZD/USD USD/CAD USD/CHF
USD/NOK USD/SEK USD/SGD

AximTradeのメリット・デメリット

AximTradeのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
・INFINITE口座のレバレッジ無制限
・INFINITE口座のロスカット水準0%
・それ以外の口座でも比較的ハイレバトレードが可能
・コピートレード可能
デメリット
・通貨ペアは少な目
・日本人における知名度の低さ
・ボーナスが期待できない
・取引ツールはMT4のみ

AximTradeのボーナス

AximTradeのボーナスはあまり期待ができないと見てよいでしょう。公式サイトのプロモーションページを見てみても、掲載されているプロモーションは中国オンリーのものだったり、英語で記載されているものだったりと、あまり日本人向けのプロモーションに積極的ではあるとは思えません。ただし、日本語ページは読み易い日本で書かれているため、日本人向けのプロモーションに力を入れてくることが予想されます。そうなればボーナスが期待できるかもしれませんね。

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