海外FXの年齢制限

海外FXは何歳から可能なのでしょうか?最近では親が子供の小さいうちに投資を行わせるといったことを経験させて、将来に向けて金銭感覚を身に付けさせようと躍起になっている家庭もあるようです。海外FXトレードは世界情勢を知ることや、ケースによっては英語でのやりとりなどへもつながる、非常に有効的な投資のひとつ。
そんな海外FXでは少なからず取引上の年齢制限があるのが普通です。

この記事では海外FXに年齢制限はあるとしたらそれは何歳から何歳までなのか?について検証していきます。成人になったかならないかの微妙な年齢の方が海外FX口座の開設を考えている場合には、ぜひ参考にしてみてください。

海外FX口座開設には年齢制限がある

海外FXでは基本的にどのような業者であれ年齢制限があります。さすがに赤ちゃんや小学生低学年のお子さんではトレードは開始できないでしょうが、高校生であれば知識と資金さえあれば十分トレード自体は可能と言えるでしょう。海外FX業者の中には高校生であっても親の同意さえあれば口座開設が可能な業者も実際にはあります。特に海外は自己責任で物事を行う文化も多く、規制の多い日本と比べると緩い部分があることは否めません。また、高校生といった若い方の年齢制限にフォーカスされがちですが、実はお年寄りの口座開設に制限が設けられていることもあります。

一般的には海外FXの場合18歳から80歳までの方であれば口座開設が可能です。逆に18歳では口座開設できず21歳に以上でなければNGの海外FX業者もあります。たとえば、MyfxMarketsでは21歳未満(当然高校生も)の口座開設は不可とされています。Land-FXでも同様に21歳未満は口座開設禁止です。それ以外の主要な海外FX業者の場合は18歳以上でも口座開設が可能であるようです。

ちなみに日本の国内FX業者の場合には20歳以上でなければ口座開設ができないところがほとんどのようです。

海外FXの口座開設方法

海外FXで年齢を聞かれるのは、最初の口座開設の場面となります。口座開設申請フォーム登録時に年齢を入れるのに加えて、本人確認書類提出で年齢確認がなされます。

ここで口座開設に必要となる書類について見ておきましょう。

海外FXの身分証提出においては「本人確認書類」と「現住所確認書類」の2つが必要となる場合がほとんどです。年齢制限を満たしていれば親の同意書を提出する必要はありません。ここでの本人確認書類には「運転免許証」「パスポート」が一般的で、なかには「マイナンバーカード」もこれに加わるケースもあります。
また「現住所確認書類」には住民票、公共料金の領収書、クレジットカード利用明細、銀行の利用明細書などがあり、どれか一つを提出するというのが一般的です。さらにFX業者によってはセルフィー(自分と身分証を一緒に撮影したもの)などの画像データ、クレジットカードの画像データが必要なケースもあるようです。これらの提出はスマホ等で撮影した画像データを専用フォームやメールにて送信すれば完了となります。

海外FX業者によって提出する書類は若干異なりますが、概ね同じです。あとは提出のタイミングが微妙に異なります。口座開設はフォームのみにて行ったものの、本人確認書類等をその場で出すのか、後日提出可能かによって口座開設から実際のトレードに移れるタイミングも変わります。口座開設さえできれば、入金すればトレード自体は可能というところでも、出金に関しては本人確認書類の提出が絶対条件となりますので、できれば口座開設時に全て行っておくのが賢明です。

海外FX業者の年齢制限状況

では、どの海外FX業者で年齢制限があるのか?年齢制限があるとしてどの海外FX業者を選べばよい?という方に向けていくつかの海外FX業者の年齢制限状況をチェックしてみました。

XM Trading

XM Tradingでは18歳以上からFXを開始することができます。口座開設条件の際に、収入や職業などは関係なく口座を開設可能です。

身分証明書に使える書類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(通知カードは不可)
  • パスポート
  • 在留カード/特別永住者証明書
  • 住所確認書類に使える書類
  • 健康保険証
  • 住民票
  • 公共料金の請求書・領収書(電気・ガス・水道)
  • 携帯電話料金の請求書・領収書
  • クレジットカードの利用明細書・請求書
  • 印鑑登録証明書
  • 納税通知書

GEMFOREX

GEMFOREXでは、18歳以上(高校生もOK)からFXを行うことが可能な業者です。GEMFOREXでは、口座開設の登録フォームにて必要情報を入力して口座開設が完了。その後、身分証明書等の必要書類のコピーを提出することで出金処理を行うことが可能になります。

GEMFOREXでの口座開設に必要な書類
  • 身分証明証(運転免許証、パスポートなど)のコピー
  • 住所証明書(発行日より3ヶ月以内のもの)
    ※公共料金領収書、クレジットカード会社や携帯電話会社の請求書、有効期限内の健康保険証など【ご登録者のお名前と住所が記載された書類】等
  • 身分証明証と本人が一緒に写っている大きく鮮明な写真、または大きく鮮明な画像(以下サンプル参照)
    ※パスポートの場合は住所記載ページも提出が必要。
    ※身分証明証に記載の住所と住所証明書に記載の住所は、同一でなければならない。また身分証明証は期限内のものとし、住所証明書は発行から3カ月以内のものとする。ただし、住所証明書を持っていない場合は住民票でもOK。

AXIORY

AXIORYでは18歳以上からFXを開始することができます。18歳以上であれば高校生の方も利用可能です。AXIORYでは口座開設の際、本人確認書類(写真付き)と現住所確認書類のコピーを提出することで口座を開設することができます。

本人確認書類 1点
  • 自動車運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

ただし「自身の写真が掲載されている」「氏名、生年月日が記載されている」「有効期限内の書類である」「書類の四隅すべてが表示されている」といった条件があります。

現住所確認書類 1点
  • 現住所が印字された各種健康保険証など
  • 公共料金の請求書・領収書
  • 電話料金の請求書・領収書
  • 銀行及びクレジットカード会社の利用明細書・請求書
  • 納税関係書類
  • 住民票・印鑑登録証明書
  • 保険・共済関係書類
  • 運転免許証(本人確認書類にパスポートまたはマイナンバーカードを提出をされる場合のみ)

ただし、「口座開設フォームに入力いただいた住所と同じ住所が記載されている」「氏名が記載されている」「
「書類の発行日が記載されている 」「書類の四隅すべてが表示されている」といった条件があります。発行から6ヶ月以上経過しているものは申請が通りません。

FxPro

FxProでは年齢制限を設けておらず、何歳からでもFXを始めることができます。
本人確認書類と現住所確認書類のコピーを提出し必要項目を入力することで口座を開設することが可能ですが、国籍によっては口座開設できない場合があります。たとえばアメリカ国籍の方は口座開設することが不可となっています。

必要な書類は以下の通りです。

本人確認書類(有効期限内・写真付き・両面)
  • 運転免許証
  • パスポート
  • IDカード
現住所確認書類(発行から6ヶ月以内)
  • 銀行明細書
  • クレジットカード明細書
  • 公共料金領収書など

口座開設の際は、本人認証を行うために上記書類の画像データが必要です。本人確認書類は、口座開設フォームから提出が行えます。一方の現住所確認書類は、口座開設後に任意で提出を求められます。その際には顔写真の有無や、有効期限、発行日などを確認、書類全体が写るよう撮影したものを準備しておいてください。

Tradeview

Tradeviewでは18歳以上からFXを始めることが可能です。基本口座開設は必要事項や本人確認が済めば口座を開設することは可能であるものの、残念ながら無職の方は口座開設することができません。よって高校生の場合、口座開設は難しいでしょう。

必要な書類は以下となります。

公的身分証明書
「公的身分証明書」は、政府が発行した有効期限内の写真付き身分証明書で、以下の3種類が利用可能です。
  • パスポート
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
現住所確認書類
現住所確認書類は、名前・現住所・発行日の確認できる、3ヶ月以内に発行された以下の書類が利用できます。
  • 公共料金等の請求書(携帯電話の請求書は不可)
  • 住民票
  • 銀行取引明細
  • 健康保険証

これらの書類をスマホ等で撮影したものをアップロードします。しかしアップロードする資料には以下のような制限があります。

スマホでの撮影やスキャナーを利用する際の注意事項として、以下のものがあります。

注意事項
  • 撮影する際は、平らな面を真上から撮影すること
  • 撮影する際は、フラッシュは使用不可
  • 撮影の際は、書類の一部を指で覆うなど詳細を隠さないこと
  • 運転免許証は、表面と裏面の両方をアップロードする必要あり
  • Photoshopを利用し、画像や文書を編集/変更したものは利用不可
  • スキャナーを利用する場合、解像度は200DPI以上
  • 使用可能なファイル形式はjpeg、pig、pdf
  • ファイルサイズは3MB以下
  • 提出書類が白い場合は黒背景にするなど、対照的な色の背景を使用すること
  • 画像内には、提出書類の四隅が全て含まれている必要あり
  • 提出画像がボヤけていたり、テキストが読み取れない場合、承認されない可能性あり
  • フルカラーで撮影/スキャンしたものを利用
  • 白黒のものは利用不可
〇〇 の関連記事こちらの記事も人気です。