
海外FXのトレードの経験がなければ海外FX経験豊富なトレーダーから学べばよい。そう考える初心者トレーダーもいることでしょう。海外FXは勝つことが難しい投資方法だとも言われますが、やはりその中にはきちんと利益を出しているトレーダーもいるわけです。そんなトレーダーは負けているトレーダーと何が違うのでしょうか?
この記事では、海外FXで有名なトレーダーにはどのような人がいるのか、その人がどのような戦略でトレードを実行しているのかについて調査、紹介していきます。これから口座開設を考えている方は、参考にしてみてください。
cis(シス)
cis氏はFX業界でその名を知らない人はいないと言われる日本人トレーダーの方。法政大学在学中にギャンブルで稼いだ資金300万を元手に株式投資を開始、それから稼いだ資産はなんと230億(現在は不明)。株式投資メインながら、先物取引、FX、仮想通貨トレードなど幅広く行っています。書籍も出しているので読んだことがある人もいるかもしれません。
cis氏は最初のころは割安株を購入して長期に投資するスタイルを取っていましたが、その後短期トレードに転換し、一気に資産が増えたようです。億単位の稼ぎをしている人ほど短い値動きを追っている、ことを知ったことが大きなきっかけだったようで、その後投資をし続けたことでさらに資産を増やすことに。短期トレードと、投資をやり続けることが重要ということなんですね。
とはいえ、株式投資がメインの方なので、FXトレードに強くないのでは?という意見もあるものの、実際のところはどうなんでしょうか。ただし投資に対する目は本物だと思います。230億を稼いだトレーダー理論には、それなりに説得力があるものですから、FX初心者トレーダーを中心に崇拝者が多いようです。ツイッターなどに情報を提供しているようなので、気になる方は参照してみてください。
Aki
トレード歴が20年近い億トレーダーのAki氏。大学卒業後にFXをスタートしましたが、何度も失敗を繰り返し、借金を抱えたこともあるようです。失敗経験を糧として、敗因を徹底的に分析、研究を重ねてトレード手法を改善した結果ついに億トレーダーの道へ。本業はカリスマ家庭教師の肩書を持つようですが、FXによる収入は数億円に上るのだとか。
そんなAki氏のトレードスタイルはスキャルピングによるトレード、また移動平均線とトレンドライン、チャンネルラインを組み合わせたものとなっています。Aki氏いわく、FXで利益を出すには基本の形を守ることが重要で、大きなギャンブルを打たないこと、躊躇せずに損切りを行えるようになること、レバレッジを低く抑えてトレードを行うことが成功の秘訣だと語っています。メンタルの強さも投資には必要のようで、相場の上がり下がりに一喜一憂してするようでは、利益を出すことは難しいようですね。
Sai
Sai氏も投資歴が20年近くに及ぶFX業界で有名なトレーダーです。大学を卒業した後、アルバイトでためた資金で株式投資をスタートさせましたが、あっと言う間に数百万を失ってしまいました。その苦い経験をもとに、心理学を学びその後、脳科学などを学ぶなどして独自のトレードスタイルを確立したところ、資金を増やせるようになったようです。資産は億を超えているというという噂もありますがその真偽のほどはわかりません。最近は投資系YouTuberとしてチャンネルを持ち登録者数を増やしています。そんなSai氏のトレード理念は、目先の利益を追わず集中力を切らすことなく、常にハングリー精神を持ってトレードに臨むこと。心理学と投資を合わせて考えるところで、一般のトレーダーとは大きな違いがあると言えますが、多少の値動きにびくともしないメンタルの強さは見習うべきところかもしれません。
与沢翼
ネオヒルズ族としてメディアにもよく出演していたこともで有名な与沢翼氏はFX界隈では有名なトレーダーの1人です。早稲田大学在学中から30代前半は実業家として活動していましたが、主に情報商材販売がメインとなっていたようで、その頃は「秒速で10億稼ぐ」というキャッチフレーズが有名となりメディアで見ない日はありませんでした。その後はFXを開始して資産を数十億に増やしています。これらのトレード手法に関する情報をツイッターやYouTubeで情報発信していることから、さらに最近も目にしている人は多い用です。書籍の出版も多くお金についての書籍をいくつか出版しています。そんな与沢氏のトレードスタイルはスキャルピングがメインとなっています。短期的な利益を上げながら、トレード回数を重ねるスタイルです。さらに「エリオット波動」というチャートの波を捉えてトレンドを読んで押し目・反発を狙うトレードも行っているのだとか。
ぶせな
年間2000万円を稼いでいると言うFXトレーダーぶせな氏。2007年頃よりFXトレードを行うようになったものの、知識もなくただやみくもにトレードを行っていったところ、なんと1000万を超えるほどのマイナスを計上。その反省から自身のトレードを必死に研究し、改善を行い試行錯誤した結果、利益を出せるようになりました。そうなるとあとはそのうまくいった方法を継続するのみ。億トレーダーとして累計損益は1億5000万のプラスになったそうです。FXに関する書籍出版をはじめ、不動産投資などを行いながら自身のトレードスキルやノウハウを多くのトレーダーに伝えています。そんなぶせな氏のトレードスタイルは、スキャルピングとデイトレードがメイン。ぶせな氏が教えているトレーダーに常に伝えているのが、資金効率を優先するか投資効率を優先するかはっきりさせること。資金効率の高いスキャルピングは、長い時間為替相場に張り付いていられる専業トレーダーにはマッチした投資スタイルですが、兼業投資家は投資効率を優先し、時間のない中で、最大限大きな値幅を獲得できるトレードを行うのがベストと語っています。もしこれを逆にしてしまうと、資産を失うことにつながるため、自身の生活とトレードスタイルを確立することからスタートしていく必要はあります。
蜂屋すばる
FXトレーダーでもありながら、アナリストでもある蜂屋すばる氏。彼は数百万の資金から投資をスタートし数々の失敗をしながら、現在1000万を超える資産を稼いでいるのだとか。そのテクニックやアナリストとしての分析力を買われ、YouTubeやテレビ、ラジオ、雑誌といったメディア媒体にも登場しています。そんな蜂屋すばる氏のトレードスタイルは、スイングトレード。自身のテクニックを駆使してトレードを行うといった事もなく、ストレスないトレードを意識しつつも、実践するのは平行チャネルを引くだけのシンプルなトレード。自身の動画では各通貨ペアにおけるチャート分析や値動きについて詳細に解説してくれるなどFX初心者に向けた優しいトレード談義を行っています。よって蜂屋すばる氏のチャート分析を真似るだけでも利益を出せるかもしれませんね。ファンダメンタル分析を無視し、テクニカル分析のみでトレードをする徹底ぶり。FX初心者トレーダーでも真似できるおススメのトレーダーです。
ジジFX
ジジFX氏はトレード収益のみで生活を行っている専業のトレーダーです。2010年のFXトレードスタートから稼いだ金はすでに10億以上に上ります。そんなジジFXさんの投資のスタートはやはりエントリーポイントもわからず、やることなすことよくわからないといった手探り状態だったとか。そこから一生懸命商材を購入して勉強し、為替相場の基本を学んでいったようです。それでも努力のわりに利益に結びつかなかったようですね。しかし4年ほど経過してからはトレードも安定し2億以上の収益を獲得。現在はYouTubeやツイッターなどで情報発信を行いながら、初心者トレーダーや伸び悩んでいるトレーダーへの啓蒙活動にも勤しんでいます。
有名トレーダーから何を学ぶか?
さて、何人かのトレーダーについて紹介してきましたが、彼らは書籍やYouTube、ツイッターなどで自身のトレード手法を余すことなく教えています。しかしながら、それを実践してもなかなか勝つことが難しいのがトレードの現実。それは自己資金もトレードに費やせる時間も、持っている知識レベルも、すべてが異なるからです。そんな中、ここで紹介しているトレーダーのいくつかの言葉で見えてきたのは「スキャルピングトレード」「継続」「失敗を経験」といったキーワード。スキャルピングトレードには活路を見いだせるのかもしれないと、感じた人もいるのではないでしょうか。ところがスキャルピングトレードは海外FX初心者には少々難しい投資手法でもあるため、中上級トレーダーか、初心者がしっかりと勉強した後に行うものである点は知っておかなければなりません。また、トレードは継続です。勝ち負けに一喜一憂しているようでは勝ち続けることはできません。そもそもFXは1勝9敗でも勝てる(プラスになる)ことがある反面、8勝2敗でもマイナスになる可能性のある投資です。その点は忘れないで意識したい点です。さらに「失敗を経験」することで、人は学習します。どんな有名トレーダーも、必ず勝てない時はあります。短期的に見ればそれが負けでも長期的に見た際に勝ちになっていればFXは良いのです。ですから有名トレーダーのトレードのいい面だけでなく、失敗した部分からも学ぶことはトレード勝率を上げるには重要なのです。