海外FXのリスク

海外FXに関わらず投資にはリスクがつきものです。特に海外FXに関してはリスクが投資と言われているため、これからFXを始めてみようと考えている人の中には躊躇している人も多いのではないでしょうか?海外FXがリスクの高い投資であると思われている理由はいくつかありますが、実はそれらを紐づいてみるとそれほどリスクの高くない投資であることがわかってきます。

この記事では、海外FXにはどのようなリスクがあるのかについて検証していきます。これから海外FXをスタートさせてみようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

海外FXのリスク

海外FXのリスクにはいくつかありますが、なかでも

  • ハイレバレッジをかけたトレードによるリスク
  • 出金拒否のリスク

この2つは非常に大きいリスクとしてトレーダーが意識しておくべきものです。

ハイレバレッジをかけたトレードによるリスク

海外FXを使う時のリスク1つ目は、ハイレバレッジで損失が大きくなるということです。
海外FXはハイレバレッジによるトレード化可能です。国内FXの場合だと最大25倍のレバレッジしかかけることができませんが、海外FXの場合には数百倍~数千倍、中には無制限レバレッジがかけられる業者もあります。レバレッジはてこの原理を言いますので、ハイレバレッジなトレードを行えば、自己資金が1万円しかなくても数百万円〜数千万円規模のトレード可能となります。扱える金額が大きくなればなるほど大きな利益は期待できますが、一方で大きな損失が発生するといったリスクもあるので注意しなければなりません。

ハイレバレッジトレードで損失を出してしまった場合には、預けている証拠金が一瞬で無くなってしまう可能性があります。しかし海外FXに関しては追証なしのゼロカットシステムが設定されていることがほとんどなので、トレードでマイナスに転じたとしても、マイナス分をFX業者が補填してくれてトレーダーは借金を負うようなことがありません。

出金拒否のリスク

海外FXのリスクとして、出金拒否も注意すべきリスクのひとつです。出金拒否を起こされてしまうと、これまで稼いだ利益が引きだせませんし、最悪の場合は口座凍結となってしまうこともあります。出金拒否が起きる原因はいくつかありますが、FX業者側が詐欺をはたらいて出金させないようにしているケース(このような業者は過去にもあります)、トレーダー自身が禁止行為をしてしまったケース(複数口座での両建てや、他業者間での両建て、アービトラージ、スキャルピングトレードなど)といったものがあります。これらの禁止行為は各FX業者によって異なるため、トレードをする前に確認しておく必要があります。

海外FXトレードにおけるリスクを低減するために

トレードにおけるリスクを全てなくすことはできません。なぜなら、利用している海外FX業者がいつ倒産するかはわかりませんし、世界情勢がいつ何時どうなるかもある程度しか予測できません。しかし、そのリスクを低減させることは可能です。ここからは、海外FXトレードリスクを低減するための知っておくべき知識をお伝えします。

金融ライセンス有無やそのグレードを確認する

海外FX業者が安全かどうかを確認するのにあたって、金融ライセンス取得の有無は非常に重要なチェック項目となります。金融ライセンスとは、金融業を営むために必要なライセンスとなっていますが、海外FX業者の中にはこの金融ライセンスを所持していないにもかかわらず、FXサービスを提供しているところが存在します。そのため、海外FX業者を選定する際には、金融ライセンスの有無をまず第一に確認しましょう。これは、ほとんどのFX業者の公式サイト内に記載されていますが、記載がないということは金融ライセンスを保持していない可能性が非常に高いです。
ちなみに下記のような金融ライセンスを保有している企業であれば、一定の安心感を得ることができることでしょう。

イギリス(FCA)
キプロス(CySEC)
ニュージーランド(FMA)
オーストラリア(ASIC)
ケイマン諸島(CIMA)
ベリーズ(IFSC)
イギリス領バージン諸島(BVIFSC)
セントビンセントグレナディーン諸島(FSA)
セーシェル共和国(FSA)
バヌアツ共和国(VFSC)

また、金融ライセンスにはその取得難易度によってもグレードが湧かれています。イギリスのFCAやキプロスCySECなどは取得しているだけで、非常に信用度が高いと言われる金融ライセンスです。その反対にベリーズライセンスや、セントビンセントグレナディーンライセンスは取得難易度が低いため、効果があまり高くないラインセンスとして有名です。

利用する海外FX業者を厳選する

日本国内の居住者が利用できる海外FX業者は結構あります。日本語公式サイトもしっかりと構築し、日本人スタッフによるサポートの実践など、日本人トレーダーが不安にならないようにしているところもあります。しかし、中には日本人スタッフはいない、日本語公式サイトは機械翻訳のようなグレード、ネット上の書き込みでは詐欺会社と噂されているような評判の良くない業者もあることは事実です。先ほどの金融ライセンスの有無に加えて、海外FX業者としての運営期間であったり、本社のある場所であったり(ペーパーカンパニーでないかどうか)、見るべき、チェックすべきところはたくさんあります。

利用するリスクの少ない海外FX業者3選

ではここからは、海外FXをスタートするにあたってハズレの無い(リスクの少ない)業者を3つほどピックアップして紹介していきます。個人的な主観で選んでいるので賛否両論はありますが、突然つぶれたりする危険性の少ない業者として検討してみてください。

XM Trading

XM Tradingは2009年に設立された海外FX業者です。日本人トレーダー人気ナンバーワンとも言えるその知名度や総合的なサービスレベルの高さは他の追随を許しません。とにかく全てのサービスは平均以上のものとなっており、海外FXをスタートするならXM Tradingは外せません。全注文の99.35%は1秒以内で約定されており、リクオートなし、約定拒否なしの厳格な方針を貫いているので、トレーダーにも安心して取引を行ってもらえる環境を提供してくれている海外FX業者です。

運営会社 TPS Management Limited
所在地 Steliou Mavrommati 80B, Agios Pavlos, 2364, Nicosia, Cyprus
設立 2009年
最大レバレッジ 1,000倍
金融ライセンス Tradexfin Limited:セーシェル金融庁ライセンス(FSASD010

Fintrade Limited:モーリシャス金融サービス委員会(FSCGB20025835

取扱銘柄 FX(為替)
・仮想通貨CFD
・コモディティ
・株式指数
・貴金属
・エネルギー

GEMFOREX

GEMFOREXは2010年に設立、Gemtrade LLCによって運営されている海外FX業者です。他社にはない非常に豪華なボーナスが魅力となっており、EA(自動売買)やミラートレードも行えるなど、海外FX初心者から上級者まで幅広く利用されています。日本人が海外FXをスタートする際にはこのGEMFOREXかFXといったところが人気のため、XMと比較されることが多いです。

運営会社 Gemtrade LLC
所在地 Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, Kingstown, St.Vincent and the Grenadines
設立 2010年6
最大レバレッジ 1,000倍
金融ライセンス セーシェル金融ライセンス(SD116)
モーリシャス金融ライセンス(GB21026813)
取扱銘柄 FX(為替)
・貴金属
・エネルギー
・株式・仮想通貨

Bigboss

Bigbossは2013年に設立、Prime Point LLCが運営する海外FX業者です。日本人トレーダーに人気の海外FXの一つで、日本語サポートレベルが高いことや、最大1,111倍のレバレッジ、さらには不定期ではあるものの豪華なボーナスが魅力の業者です。取引ツールBigboss QuickOrderはスマホ用の公式アプリで誰でも無料で利用可能。直観的にわかりやすいインターフェースや1タップで注文できる使いやすさが評判となっています。

ブランドオーナー Big Boss Holdings Company Limited
住所 Vistra Corporate Services Centre, Suite 23, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Mahe, Seychelles
運営会社 Prime Point LLC
運営会社所在地 1/F, First St Vincent Bank Ltd Building James Street Kingstown St. Vincent and the Grenadines
設立 2013年7
最大レバレッジ 1,111倍
金融ライセンス セントビンセントグレナディーン金融庁ライセンス(SVG IBC番号:380 LLC 2020)
取扱銘柄 FX(為替)
・貴金属
・エネルギー
・株価指数
・暗号通貨
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