AximTrade(アキシムトレード)詐欺

FXに興味はあるものの、FX業者選びで悩んでいるという方も多いでしょう。
特に、海外FX業者などは国際ロマンス詐欺で悪用されるケースも報告されています。
ただ、だからといって海外FX業者のすべてが詐欺業者であるというわけではありません。
今回は数ある海外FX業者の中からAximTrade(アキシムトレード)について、AximTrade(アキシムトレード)が詐欺業者なのかどうかその真相を徹底検証していきたいと思います。

AximTrade(アキシムトレード)の基本情報

まずはAximTrade(アキシムトレード)の基本情報から見ていきましょう。
簡単にまとめたものではありますが、AximTrade(アキシムトレード)の基本情報は以下の通りです。

運営会社 AximTrade LLC
登録住所 First Floor, Bank Building. First St Vincent, James Street, Kingstownsen Vincent and the Grenadines
金融ライセンス なし
サポート 24/5 GMT

日本人向けの口座を運営しているのはAximTrade LLCなのですが、AximTradeグループはかなりの規模を誇ります。
グループ会社であるAxim Trade Pty Limitedはオーストラリア証券投資委員会(ASIC)で金融ライセンスを取得していますので、AximTrade LLCで金融ライセンスを取得していない点についてはあまり気にしなくていいのかなという印象です。

AximTrade(アキシムトレード)が詐欺だと言われてしまう理由

AximTradeグループはかなりの規模を誇りますし、グループ会社で金融ライセンスを取得しているということで、基本情報からも怪しい点は特に見受けられませんでした。
では、なぜAximTrade(アキシムトレード)は詐欺業者だと言われてしまうのでしょうか?
AximTrade(アキシムトレード)が詐欺業者だと言われてしまう理由としては、以下のようなものが考えられます。

日本の金融庁の監督下にない

AximTrade(アキシムトレード)が詐欺業者だと言われてしまう理由としては、まず日本の金融庁の監督下にないということが挙げられます。
実際にAximTrade(アキシムトレード)は日本の金融庁からOKをもらっていない状態で、日本人向けにサービスを提供しています。
日本国内の規制などに詳しくない方だと「日本の金融庁の監督下に入ればいいだけの話では?」と思ってしまうかもしれませんが、AximTrade(アキシムトレード)のような海外FX業者が日本の金融庁の監督下に入ってしまうと国内FX業者と同じ条件でサービスを提供しなければいけなくなります。
要は、海外FX業者ならではのハイレバレッジや追証なしのゼロカットシステムといったものをすべて捨てて、国内FX業者と同じ最大25倍のレバレッジで追証ありという形でサービスを提供しなければならないのです。
AximTrade(アキシムトレード)としてはそれを防ぐために、あえて日本の金融庁の監督下に入らないようにしているのです。
他の多くの海外FX業者も同じ選択をしているわけですから、日本の金融庁の監督下にないというだけでAximTrade(アキシムトレード)を詐欺業者扱いすることはできません。

信託保全がない

AximTrade(アキシムトレード)には信託保全がなく、「ファンドの分離」というページでは以下記載をおこなっています。

〇お客様それぞれの資金は、独立したお客様の銀行口座に入金します。
〇お客様の資金は、金融サービス委員会の顧客資金に関する規則に基づいて、お客様の独立した銀行口座に保管されます。
〇Thara Heights Owners’ Corporation傘下であるAximTradeは、自己資金を事業運営活動や投資に使用しています。お客様の資金は、ヘッジのカウンターパーティーに一切関与していません。
〇Thara Heights Owners’ Corporation傘下であるAximTradeは、他の会社(企業)の負債やソブリン債へのエクスポージャーはありません。
〇Thara Heights Owners’ Corporation傘下であるAximTradeが清算される場合、お客様の資金は債権者、先取特権、相殺権、または相殺権に対する留保から保護されています。
〇お客様の資金が、Thara Heights Owners’ Corporation傘下であるAximTradeの自己資金と合算されることはありません。
〇(お客様のマネーバンクまたはThara Heights Owners’ Corporation傘下であるAximTradeのいずれかが)倒産した場合、お客様は金融サービス補償制度による補償を受けられる可能性があります。

長々と書かれていますが、要は念入りに分別保管をしていると訴えているわけです。
信託保全よりも分別保管のほうが不安だという方もいるでしょうが、海外FX業者で信託保全をおこなっているところのほうが少ないくらいです。
分別保管をおこなっているところのほうが圧倒的に多いので、それで健全な運営ができているのであれば分別保管でもまったく問題はありません。

口コミが少ない

AximTrade(アキシムトレード)は他の海外FX業者と比べてもかなり口コミが少ないです。
今はインターネット上で口コミを調べてから利用するかどうかを決めるという方も多いでしょうから、口コミが少ないのがネックになっている部分はあるのかもしれません。
ただ、口コミが少ないからといってそれが詐欺業者であることの根拠にはならないので注意しておきましょう。

日本語でのサポートが期待できない

先では口コミが少ないという話をしましたが、実はAximTrade(アキシムトレード)の口コミの少なさというのは日本語でのサポートが期待できないからでもあります。
AximTrade(アキシムトレード)の公式サイトは日本語に切り替えられるようになっているのですが、サポートのほうは日本語でのサポートにはおそらく対応していないかと思います。
英語ができない方にとってはこの点もネックになってきますが、だからといってAximTrade(アキシムトレード)を詐欺業者だとは言えません。
実際に、英語であれば問題なくサポートをおこなってもらえます。

AximTrade(アキシムトレード)は詐欺業者ではない!

日本の金融庁の監督下にない、信託保全がない、口コミが少ない、日本語でのサポートが期待できない……確かにこれだけを見ると不安になるかもしれませんが、細かく見ていくとどれもAximTrade(アキシムトレード)を詐欺業者だと判断する根拠にはなりません。
実際に、AximTrade(アキシムトレード)では詐欺業者ではありません。
ただ、日本人にとってはやや使いにくい海外FX業者であることは確かです。
AximTrade(アキシムトレード)を含めて海外FX業者というのは実際に口座を開設して、取引をしてみないと自分に合う業者なのかはわかりませんので、英語がある程度できる方であればAximTrade(アキシムトレード)を試してみるといいでしょう。
インターネット上の情報だけで判断するよりは、自分の目で確かめるのが手っ取り早いです。

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