
「もうこの国は頼りにならないから……」と投資を始めようとしている方も多いでしょう。
投資にもいろいろなものがありますが、特に人気なのがやはりFXです。
FXだと国内FX業者よりも海外FX業者のほうに魅力を感じる方も多いでしょうが、海外FX業者だからこそ詐欺の心配があるという方もいるかと思います。
今回はさまざまな海外FX業者の中からIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)について、IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)が詐欺業者なのかどうかその真相を徹底検証していきたいと思います。
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)の基本情報
まずはIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)の基本情報からです。
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)の基本情報は以下の通りです。
運営会社 | IFCMARKETS. CORP. IFCM CYPRUS LIMITED IFC MARKETS LIMITED |
登録住所 | IFCMARKETS. CORP.:'AGP Chambers',84 Spyrou Kyprianou Avenue,4004 Limassol, Cyprus
IFCM CYPRUS LIMITED:38, Spyrou Kyprianou street,office 101-102Germasogeya,4042, Limassol, Cyprus IFC MARKETS LIMITED:Unit Level 14(B) & 14(C)Main office TowerFinancial park Labuan complex87000 LABUAN |
金融ライセンス | 英国領ヴァージン島の金融商品市場指令(BVI FSC) キプロス証券取引委員会(CySEC) |
サポート | 13:00~21:30(月曜~金曜) |
基本情報を見る限り、金融ライセンスも取得していますしIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)で怪しげな点は見当たりません。
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)が詐欺だと言われてしまう理由
基本情報からは怪しげな点は見当たりませんでしたが、なぜIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)は詐欺業者だと言われてしまうのでしょうか?
その理由をいくつかピックアップしていきたいと思います。
日本の金融庁からの警告
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)が詐欺業者だと言われてしまう理由として、まず挙げられるのが日本の金融庁からの警告です。
実際に、IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)は以下のような形で日本の金融庁から警告を受けています。
無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について (警告書の発出を行った無登録の海外所在業者) |
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商号、名称又は氏名等 | IFC Markets Corp. UK(IFC Markets) |
所在地又は住所 | 2nd Floor, 145-157 St JohnStreet,EC1V 4PY,London,UK |
金融商品取引業の内容等 | インターネットを通じた、店頭デリバティブ取引 |
備考 | (記載なし) |
掲載時期 | 平成23年1月(平成24年6月追記) |
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)に限らず、日本の金融庁から警告を受けているというとそれだけで拒否反応を示す方もいるのですが、実は日本の金融庁からの警告というのはほとんど意味がありません。
なぜ日本の金融庁が警告を出しているのかというとIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)がインターネット上で日本人にもサービスを利用できる状態にしているからです。
日本の金融庁としては日本人にサービスを利用させるのであれば、国内FX業者と同じ条件でサービスを提供してほしいという思惑があります。
ただ、それをするとIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)を含めた海外FX業者は海外FX業者ならではのハイレバレッジや追証なしのゼロカットシステム採用といった魅力、強みをすべて捨てなければいけません。
だからこそ、IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)を含めた多くの海外FX業者があえて日本の金融庁をスルーしているわけです。
しかも、悲しいことに日本の金融庁が警告を出したところで、何の強制力も拘束力もありません。
そのため、日本の金融庁から警告が出ていることを理由にIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)を詐欺業者だと疑うのは早計だと言わざるを得ません。
日本語対応が不十分
また、IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)では日本語対応が不十分な点も怪しく見えてしまうようです。
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)の公式サイトは日本語に切り替えられるようになっているのですが、日本語としては不自然なところが目立ちます。
また、平日の13:00から21:30までは日本語でのサポートも利用できるのですが、日本語の質としては微妙なところです。
日本語のわかる海外スタッフの方が対応することになりますので、込み入った話になると伝わりにくい部分はあるかもしれません。
ただ、こういったことは海外FX業者であれば珍しいことではありませんし、これだけで詐欺業者だというのは話が飛躍しすぎです。
ちなみに、IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)はフリーダイヤルでの問い合わせもできるようになっているので、日本語の質を除けばかなり良心的なサポートをおこなっています。
約定力が低い
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)は約定力の低さが指摘されており、約定力の低さからIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)が何か細工をしているのではないかという疑いを持っている方もいるようです。
ただ、IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)では機械的な相対取引をおこなっているため、単純に処理の関係で一時的に約定力が低くなることがあるというだけの話なのです。
これも他の海外FX業者でも起こり得ることなので、IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)が詐欺をしているという根拠にはなりません。
営業の電話がかかってくる
一部の方がIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)からの営業電話を受けたということで、それもあまりよろしくないイメージにつながっているようです。
営業の電話が嫌だという気持ちはわかりますが、営業をかけること自体は企業としてはある意味、当然のことです。
そこでしつこくされなければ問題はないでしょうし、営業の電話から何かの被害につながったという報告もありませんので、「営業の電話=詐欺」という極端な考え方はしないようにしましょう。
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)は詐欺業者ではない!
結論として、IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)は詐欺業者ではありません。
2006年から運営を続けている実績のある海外FX業者です。
確かに、IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)を詐欺業者ではないかと疑う方の声もチラホラと見受けられますが、その根拠を掘り下げていくと根拠にすらなっていないものが多くあります。
一部の声に流されることなく、自分の目でIFC Markets(アイエフシーマーケッツ)を含めた海外FX業者を確かめることをおすすめします。
自分の目で見て、考える……シンプルなことですが、とても大切なことなのです。