
TITANFX(タイタンエフエックス)は、元PepperStone(ペッパーストーン)のメンバーが立ち上げた海外FX業者です。
ボーナスキャンペーンはないものの、質の高いトレードや取引制限の少なさから、海外FX中級者以上の根強い人気を集めています。
今回はTITANFX(タイタンエフエックス)は詐欺を行っているのか、信頼できる情報も合わせて解説していきます。
TITANFX(タイタンエフエックス)とは?
TITANFX(タイタンエフエックス)はバヌアツの金融ライセンスを持つ海外FX業者です。
TITANFX(タイタンエフエックス)の概要 | |
会社名 | Titan FX Limited |
設立 | 2014年 |
本社所在地 | 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu |
資本金 | 非公開 |
他社と比較すると、TITANFX(タイタンエフエックス)は手数料無料のスタンダード口座のスプレッドが狭いことが大きな特徴です。
また、TITANFX(タイタンエフエックス)は「低スプレッドと高約定力」というトレード環境に特化している業者で、スキャルピングメインで取引したいトレーダーにおすすめです。
一方で入金ボーナスなどのキャンペーンはほぼ開催されないので、資金が少ない初心者トレーダーには敷居が高いともいえるでしょう。
TITANFX(タイタンエフエックス)が詐欺と言われる理由
① 日本の金融庁に登録されていないから
TITANFX(タイタンエフエックス)は過去に日本の金融庁から無登録業者として警告を受けたことがあります。
そのため、「信頼性や安全性に問題があるからなのでは?」と不安に感じる方も多いでしょう。
しかし、金融庁からの警告は「金融庁が定めたFXのルールに従っている業者であるか」と言うだけの判断基準です。
実際、ほとんどの海外業者では日本の金融ライセンスを取得していないため警告を受けています。
国内でFX業を行うためには、
- レバレッジ最大25倍までに制限
- ゼロカットシステムを実装してはいけない
など大幅に仕様変更をする必要があります。
これは金融庁のルールに従わなければライセンスが取れないからです。
② 金融ライセンスの信頼性が薄い
TITANFX(タイタンエフエックス)で所有しているバヌアツ金融ライセンスの信頼性が低いといわれています。
それは、バヌアツラインセンスの取得の基準が比較的難しくないとされているからです。
バヌアツライセンスを所有しているのは、過去に日本の金融庁から警告を受けたことにより日本と密接な国のライセンス所持ができないことが理由として挙げられます。
マイナー国のライセンスだからといって安全性が低いわけではありませんが、金融ライセンスとしての信頼性は少々低めだと言えます。
しかし、約定力、顧客資金の分別管理、入出金の実績などから総合的に判断すれば、TITANFX(タイタンエフエックス)の信頼性は充分と言えるでしょう。
TITANFX(タイタンエフエックス)は出金拒否がある?
結論TITANFX(タイタンエフエックス)は、悪徳な出金拒否はありません。
出金拒否となってしまうのは、以下の理由が挙げられます。
- 複数口座間や他業者間での両建て取引
- AML(アンチマネーロンダリング)に抵触する行為
- KYC未完了による独自裁量でのアカウント停止
TITANFX(タイタンエフエックス)では、複数口座間や他業者での両建て取引を禁止していますが、同一口座間での両建て取引は許可しています。
同様に他社でも禁止している通り、マネーロンダリングに触れる行為と判断された場合には出金拒否となるケースがあります。
また、TITANFX(タイタンエフエックス)ではKYCが未完了の場合、独自裁量でアカウント停止をすると「取引規約」で記載しています。
KYCKYCとは、「Know Your Customer」の略語で、口座開設などで義務付けられている「本人確認手続き」のことです。
たとえば、以下のような条件の場合、アカウント停止することがあります。
- 入金額が10,000USDを超える場合
- 取引過程で、予想よりも高いリスクにあることが判明した場合
- 疑わしい取引に関与していることが判明した場合、またはマネーロンダリングをしている可能性が高い場合
このような利用規約に違反しなければ問題なく出金できるので、認識なく違反行為をしないようあらかじめ利用規約について確認しておきましょう。
TITANFX(タイタンエフエックス)が信頼できる理由
① 元PepperStone(ペッパーストーン)の役員が立ち上げた業者
創業は2014年ですが、日本向けにも提供していたPepperStone(ペッパーストーン)のメンバーが立ち上げたこともあり内部のスタッフはFXの知識が豊富で運営実態も明らかです。
PepperStone(ペッパーストーン)とは、低スプレッドかつ約定力の高さと、細やかなサポート体制で日本人トレーダーに絶大な信頼があった海外FXブローカーです。
2013年にオーストラリアの金融庁により一斉に日本人向けにサービスを行っている業者に日本のマーケットから撤退通告を出したため、日本からの退却を余儀なくされてしまいました。
TITANFX(タイタンエフエックス)はPepperStone上層部数人が設立した業者で、低スプレッド×高約定力をそのままに運営をしている。
そのためサービスも質が高く日本語対応も優れ、口座開設からトレード開始まで日本語で確認することができます。
サポートに関しても専門の日本人社員が対応し、平日は24時間体制で受け付けており安心です。
② 資産管理の安全性が高い
TITANFX(タイタンエフエックス)では、オーストラリアの銀行(National Australia Bank)にて、顧客の資産と運営資産を分別管理しています。
NABは150年以上の歴史があるメガバンクで、政府の株主を有し銀行業界の格付けランクでは「Aa3」を獲得しています。
これは、日本の3大銀行である「三菱、三井、みずほ」より上位ランクの老舗銀行であることからも信頼性は高いでしょう。
顧客資産は、TitanFXの運営資金とは完全に切り離された状態で管理されているので、万が一TITANFX(タイタンエフエックス)が倒産してしまった場合も、顧客資金は保管されているので全額返還が見込めます。
③ NDD方式を採用
TITANFX(タイタンエフエックス)での取引はNDD方式が採用されています。
NDD方式とは、トレーダーが売買注文を出す際に、TITANFX(タイタンエフエックス)の仲介をせず直接インターバンクへ反映される取引方法です。
トレーダーの注文が業者に仲介されないことにより、業者側による意図的な操作や約定拒否が起こらない仕組みとなっています。
つまり、TITANFX(タイタンエフエックス)は透明度の高い仕組みになっているため、初心者でも安心してトレードできるでしょう。
④ 追証なしのゼロカット制度を採用
TITANFX(タイタンエフエックス)は追証なしのゼロカット制度を採用しています。
ゼロカット制度はとマイナス残高になった場合、FX業者がマイナス分を負担するという制度です。
これにより、トレーダーは借金を負うリスクがゼロになります。
ロスカット水準も20%と、ハイレバレッジで勝負してもギリギリまでポジションを保持することができます。
なお、TITANFX(タイタンエフエックス)では、ゼロカットの反映に1営業日後(夏時間は翌AM6時、冬時間は翌AM7時)かかります。
はやく反映してほしい場合は、別途サポートセンターに連絡すれば個別対応も可能となっています。
まとめ:TITANFX(タイタンエフエックス)は詐欺行為を行っていない
TITANFX(タイタンエフエックス)は、詐欺行為はないと言えるでしょう。
ライセンスの信頼性は低めではありますが、オーストラリアの海外FX業者であるPepperstone(ペッパーストーン)の元メンバーが立ち上げた業者ということからも、サポート体制はバッチリで使いやすい業者と言えます。
特にスキャルピングメインで取引したいトレーダーにおすすめなので、ぜひ利用を検討してみてくださいね。