
国が自己責任論を盾にするようになって久しいですが、そういった中で自衛手段としてFXを始める方も増えてきました。
国内FX業者よりは海外FX業者のほうが魅力的に感じられるものですが、やはり海外FX業者だからこその不安もあるかと思います。
今回はさまざまな海外FX業者の中からVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)について、VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)が詐欺業者なのかどうかその真相を徹底検証していきたいと思います。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の基本情報
まずはVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の基本情報についてです。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の基本情報は以下の通りです。
運営会社 | Virtue Technology inc. |
登録住所 | Azuero Business Center 8F Avenida Perez Chitre, Panama City, Rep. of Panama |
金融ライセンス | パナマ共和国(AVISO) |
サポート | 平日24時間 |
金融ライセンスも取得していますし、平日のサポートも24時間対応です。
基本情報を見る限りは怪しげな点は見受けられません。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)が詐欺だと言われてしまう理由
基本情報からは怪しげな点が見受けられなかったVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)なのですが、なぜそんなVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)が詐欺業者だと言われてしまうのでしょうか?
その理由をいくつかピックアップしていきたいと思います。
日本の金融庁からの警告
まず挙げられるのが、日本の金融庁からの警告です。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)は日本の金融庁から以下のような警告を受けています。
無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について (警告書の発出を行った無登録の海外所在業者) |
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商号、名称又は氏名等 | Virtue Technology Inc. |
所在地又は住所 | Ricardo J. Alfaro Ave. The Century Tower Bldg. Suite401-80 4th Floor El Dorado, Panama City, Rep. of Panama |
金融商品取引業の内容等 | インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの |
備考 | 当該業者が提供するサービスの名称は「Virtue Forex」である。 |
掲載時期 | 令和元年11月15日 |
ただ、これはインターネット上で日本人がVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)を利用できるような状態にしていること、つまり日本人が利用できるような公式サイトを公開していることを指摘されているだけです。
この金融庁の警告自体は、ほとんどの海外FX業者に出されています。
そのため、日本の金融庁から警告を受けていることはVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)を詐欺業者だと判断する根拠にはなりません。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の名前を悪用した詐欺が横行している
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)が詐欺業者だと言われてしまうのは、VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の名前が悪用されている点も深く関係しています。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)は公式サイト上で、2021年6月1日に「当社名を語ったファンドおよび自動売買ソフトの勧誘に関するご注意」というタイトルで以下のような注意喚起をおこなっています。
最近、「VirtueForex公認」と語り、当社の関係企業であることを装ったり、当社が公認・推奨していると謡う自動売買システムへの勧誘詐欺の情報が寄せられていますので、お知らせ申し上げます。
当社では、一般の投資家の皆様に直接のお電話やメールによる自動売買ソフトの提供・ファンドなどへの勧誘は一切行っておりません。また、そのような企業や団体と当社は一切関係がございません。
当社名や当社従業員をかたってこのような勧誘を受けた場合は「詐欺」である可能性が考えられますので、十分ご注意ください。また当社が推奨または販売するような自動売買ソフトも存在しません。
このような悪質な業者から、要求があっても決して金銭を支払わないようご注意ください。当社はFX取引を行うために必要なMT4口座のみをお客様に提供する立場であり、自動売買ソフトの提供や代行運用などは一切行っておりませんので、各取引は必ずお客様ご自身で行いますようご理解のほど宜しくお願い致します。
ご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せください。
今後ともVirtueForexをご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
海外FX業者どころかFXにあまり詳しくないという方であれば、こういった詐欺被害に遭ったときに「VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)のせいだ!」と勘違いというか、誤解をしてしまう可能性があります。
この件に関しては、VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)側も勝手に名前を使われている被害者です。
名前が出ているからといってそれだけでVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)を詐欺業者認定するのはあまりにも可哀想です。
悪いのはVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)ではなく、あくまでも詐欺をしている側なのでその点はきちんと認識を正していきましょう。
インターネット上の評判が悪い
そして、VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)はインターネット上での評判がやや悪い傾向にあり、それを理由に「VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)は詐欺業者なのではないか」という疑念を深めている方も多いようです。
気持ちはわかるのですが、VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の悪い評判というのは先の名前の悪用も関係していますし、何よりもインターネット上での評判がすべてではありません。
実際にGoogleでの口コミはとても悪いのに実は名医だった、名店だったというケースもありますので、海外FX業者に関してもインターネット上の評判を鵜呑みにしてしまうのは危険です。
VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)は詐欺業者ではない!
日本の金融庁からの警告、VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)の名前を悪用した詐欺、インターネット上での評判……こういった情報を断片的に見聞きすると、やはりVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)が詐欺業者なのではないかという不安も大きくなるかもしれません。
ただ、不安になるような情報を見聞きしたとしても、そこから自分自身でリサーチすることが大切です。
実際に、ひとつひとつを掘り下げてみるとVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)が詐欺業者ではないことがよくわかります。
もちろん、海外FX業者にもいろいろな選択肢がありますので、その中でトップクラスに超優良なのかと言われるとそうとは言い切れないのですが、少なくとも詐欺をするような悪徳企業ではありません。
総合的に見て、VirtueForex(ヴァーチュフォレックス)は伸びしろのある比較的優良な海外FX業者であると言えるのではないでしょうか。